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コンタクト・ゾーン 篠田節子
全く読んだ事無くて、作家さんも失礼ながらに知らなくて、始めは装丁だけみて、あら、ジャングルかわいー!
とか思って、後のエピソード読んだら、何か面白そうな雰囲気。
襲撃された楽園。暗転の休日。戦場と化した島に出口はない。
“生きろ。何があっても”いま、女たちの戦いがはじまった!まばゆいラグーン、
豊かな熱帯雨林に恵まれた島・バヤン。
その歴史には、つねに世界の矛盾が集約されていた。
異なる価値、異なる秩序がせめぎあう「異文化接触地点」で、あなたは驚くべき光景を目撃する。
危機にみちた時代を、全身で学び、生き抜いていくということ―。篠田節子が贈る、スリリングな感動巨編。
上下巻でボリュームありつつも、TRYしてみる。
ノンフィクションが最近面白いし、勉強になるしと絞って読んでいたんですが、久しぶりのエンタメ系の読書。
これが私の嗅覚が正しかったのか、寝る間を惜しんでの徹夜本でした!
30代の女性が友達同士でバカンスに行くんやけど、バカンス先が1日にして武力勢力の反乱によって革命が起こり、戦場になってく話。
誰も助けに来てくれないから自分らがサバイバルして生き抜くしか無いと言う、何ともすんごい展開の話!
女性ってやっぱり強いし、適応能力ってもんが有るのかもしれない。
30代ともなると、まあまあ、色々な経験をしてる訳で、その経験が上手くサバイバル能力に結びつくんよね。
主人公3人共。
“お前の様に自分の身で自分を救おうと言う意思のある者だけが、運が良ければ生き延びる”
と言うフレーズが心に残った。
コンタクトゾーン=二つの異質の文化の出会う空間
タイトルの付け方も秀逸だな。
初めて読んだ作家さんやったけど、かなり自分のツボに入ったので、追って行きたい人の1人になりました。
機会があったら、是非。
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