映画モーターサイクルダイアリーズを見て
映画モーターサイクルダイアリーズを見て
ちゃお。
大好きな友達とスペイン料理を食べてて、話題になったチェ・ゲバラ。
どんな話の展開やねんて感じですが。
チェ・ゲバラの映画やってて、はよ見にいかな~とかゆうてたら、
もう終わったでとの事。泣。
かなりの衝撃。えええ~っ。
ワタシかなり両方見に行く気満タンやったのに。
という訳で、コレを見たほうがチェ・ゲバラがすんなり入ってくるといわれたんで、お先に見ておきました♪
23歳の裕福な医学生エルネスト(ゲバラ)は親友アルベルトとともにおんぼろバイクに乗って南米大陸探検の未知への旅に出る。それは、好奇心のままに10000キロを走破する無鉄砲な計画だった。アンデス山脈を抜け、チリの海岸線に沿って進み、アカタマ砂漠を通ってペルーのアマゾン上流へと。
旅の途中には、彼らにとって未知の姿のラテン・アメリカとの出会いが待っていた。政治的信念を持ったがために土地を奪われた夫婦との出会い。インカ帝国の栄光と現代のまとまりのない都市風景とのコントラスト。隔離医療施設に閉じ込められた人々とのふれあい。ついにベネズエラに着いた時、ふたりが旅した距離はキロ単位でははかれないまでになっていた。ラテン・アメリカ深部への旅は彼らの生涯の最初の揺らぎ、生涯変わらぬ情熱と原動力となる。
運命の軌跡、自我の確立、一個人がアイデンティティとこの世界における居場所を見つける旅、それはまた、私たちにラテン・アメリカのアイデンティティの軌跡をも見せてくれる。
チェ・ゲバラって前まで何か、何となく一通りは知ってるけど、何がどうなって、どうなん?みたいな感じでした。
だってチェ・ゲバラ、アルゼンチンの人やのになんでキューバ革命なん?とか、
自分の国の事じゃないのに何で戦えるん?とか。この映画を観なかったら わからへん事がいっぱいでした。
本でしか知らない南米大陸を体験すること。ゲバラの旅の目的です。
旅が好きな人には物凄く共感できるこの目的。
途中で、何で旅をしてるの?と聞かれた際に
「旅がしたいから旅をしてるんだ。」と言ってました。
前半はバイクで様々な国をまわり、様々なものを見ての感じの旅だったんですが、
後半におんぼろバイクは壊れてしまい、お金一文無しでヒッチハイクの旅になりました。
ヒッチハイクの旅になってから、南米社会の歪んだ社会状況に気づき、徐々に問題意識が芽生えてきます。
先住民族が住む場所を追い立てられるのを目撃し、貧しいものと富めるものの圧倒的な格差を感じ、不必要に隔離されているハンセン病患者の看病をしながら、二人はそれぞれ自分の進むべき道を考えはじめます。
貧しいものと富めるものの圧倒的な格差
この辺りから、チェ・ゲバラの思想がキューバ革命にといくんやな~と思いました。
ただただ、チェ・ゲバラはほんとに純粋な人で、この格差はおかしないってゆうのが根底にあるんやと思います。
この後に続く、キューバ・ボリビアはこのおかしくない?ていうのの気持ちや意思の延長かな。と思います。
ハンセン病の島から出る時のスピーチ
南米がバラバラになって苦しんでいるのはおかしい。
僕らは皆同じ一つの混血民族です。
偏狭な地域主義からの解放を目指して、ペルーそして一つの南米に乾杯。
今まで、チェ・ゲバラに対する、何でやったんやろうの気持ちや英雄ってゆう違った意味での尊敬が、この映画でかなり身近な感覚になったと思います。
好奇心旺盛で、旅が好きで、かなり真っ直ぐで純粋な人で、物凄く芯がぶれない人だと思う。
そして日本に来日したゲバラのコメント。
なぜ日本人はアメリカに対して原爆投下の責任を問わないのか。
何故ここまでされてアメリカの言いなりなのか?
ワタシはこのコメントで、ゲバラがどういう事がしたかったか よくわかった。
みなさんも キューバやボリビアではいまいち分からないという方でも
これを聞いたらどういうことかわかると思います。
たまにJAZZとかラテンの音楽でもあるんですけど、好きすき気になるって思ってるんですが、
気になるのと 本気で好きなのは違うくて、
気になるすきやなと思ってたのが、思ってたのに気持ちが追いつくというか、本気で知りたい!
って思う瞬間があるんです。
そう思うスイッチが入るとどんどん知りたくなるし、自分の中に何の違和感も無く入って来るんです。
ワタシの場合、人にしろ、国にしろ、音楽にしろ、本にしろ、何でもそうなんですが。
この映画を見て、キューバ、ゲバラ、ラテンスイッチが入りました。
今まで、ゲバラゲバラって 思ってたけど、
この映画を見た後はすーっとわたしの中に入ってきます。
1人の人として、もの凄くチェ・ゲバラに興味がわき、もっと知りたい!と思いました。
ゲバラの伝記買おうかな。
コレも気になる。
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