遺体 石井光太
これを今日書かずして、いつ書く。
あれから3年。
リアリティー過ぎるノンフィクション作家石井光太さんの書いた、震災。
確か、映画にもなってた。http://www.reunion-movie.jp
2011年3月11日。40000人が住む三陸の港町釜石を襲った津波は、死者・行方不明者1100人もの犠牲を出した。
各施設を瞬く間に埋め尽くす、戦時にもなかった未曾有の遺体数。
次々と直面する顔見知りの「体」に立ちすくみつつも、人々はどう弔いを成していったのか?生き延びた者は、
膨大な数の死者を前に、立ち止まることすら許されなかった―遺体安置所をめぐる極限状態に迫る、壮絶なるルポルタージュ。
私は何にもわかってなかった。
津波で亡くなると言う事、遺体がまだ見つからないと言う事。
ニュースやyoutube、画像や映像で自分が見たものよりも遥かに、強烈に自分の頭に残った。
石井さんが主観を入れずに、その場、その時の釜石市を記録しているからだと思う。
亡くなった2万人には家族が居て、友達が居て、知人が居て1人1人の悲しみ×何万にもなって押し寄せてくるみたいだった。
阪神大震災とは比べ物にならないし、被害も規模も何もかも違うけど、
震災があった地域以外は普通に物事が進んでるんよね。
私は当時大阪の学校に通ってて、自分所はビックリする位にパニックやったのに、
大阪に来ただけで、全然違ってた。平穏そのものやった。
日本国民全員が悲観する訳にも行かないし、下ばっかり向いてる訳にもいかんけど、
自分の身に起こらない限り、人は忘れるんやと思う。嫌でも忘れるのが人間なんやと思う。
それでも、たまたま震災が起きたのが東北地方で、たまたま自分の地域でなかっただけで。
自分の地域に起こる可能性もあった。
暖かいお布団で寝れるのも、美味しいご飯が食べれるのもたまたま自分の地域に震災が起きなかったから。
たまたま起こって亡くなってしまったり、辛い思いをしている方に
たまたま自分の地域に起きなかった人達は何が出来るか。自分に出来る最善の事、最良の事を考えて行動に移して行きたいですね。
まだ見つからない方達が早くご家族の元に帰れます様に。
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